正常な状態とは

昨年11月双極性障害と診断を受けた。

原因はおそらく遺伝と部活での過度なストレス。

正直2017年は地獄だった。

部活以外に何も見えていないようにただただ打ち込む日々。寝られない起きられない。

本当に意味のわからないタイミングで涙が出てくる。

友達に囲まれ電車の中で唐突に泣き出す。

ビービー泣きながらチャリで飛ばす帰り道。

さぁ寝るぞと決意した直後の号泣。

まぁ結論四六時中泣いていた。

涙は枯れないものだと学んだ。人の体ってすごい。

こんな風に少しずつ言語化できるようになったのが何よりの回復している証拠なんだろうなとぼんやりと思う。

ここで思うのが今の自分は「正常」と言えるのだろうか、ということである。

今は部活における調子もよく、正直にいえば自信がある。それなりに精神は安定している気がするし、そんなに泣いてもいない。

今までの人生、それなりに何とかなってきた。

勉強だって別に苦手じゃないし。自分の希望を叶えられる程度には勉強できてきた。

勉強は正直そんなに苦しくないしこんなもんかという感じ。もちろん東大を目指すなら話は別だろうが、安心して親も送り出せて、一人暮らしも快諾してくれる、と思って目指した国公立に入るのに苦労はしていない。

目指すレベルに自分は到達しているという確固たる自信があった。

バスケットボールもしていたけど、そこそこ出来ていた自信がある。

体力テストは今までA以外とったことないし、運動神経悪い方じゃないという自信もある。

それなりに友達もいて、遊ぶ相手もいて、自分はどういうものっていうのも曲りなりにはあって、何よりも自分のことは自分でちゃんと好きだった。

高校で唯一苦しんだのはやっぱり弓道がうまくいかなかった時。

その話を病院でしたら双極性障害の発症、高校ってことになってた。

はて、確かに今までの人生自信に満ち溢れてというのは過言かもしれないけれど、多少なりとも自分に自信を持っていたのだが、それも全部または一部、躁状態ということになるのだろうか。